商品情報
高齢者への投与
高齢者は腎機能が低下している可能性がありますので慎重に投与してください。
用法・用量
通常1日200mgから300mgを分割服用するようにしてください。 医師から処方された量以上を服用することは禁止されています。また年齢や症状、体重によっても用量を変えてください。
効能・効果
痛風や高尿酸血症を伴う高血圧症
基本情報
アロプリノールは尿酸値を減らし痛風や高尿酸血症などの予防、治療目的に使用されています。尿酸値を減らすことにより尿路結石に対しても有効です。 プリン体を尿酸に変える酵素を抑えることで尿酸の産生が阻害されます。薬投与2-3日以内に尿酸値は低下しますが、使用を止めると元の尿酸値に戻ります。1982年にFDAより使用を承認されています。
痛風は血中の尿酸値が高いほど起こる病気であり、関節の痛みなどの症状を伴います。尿路結石ができるなどの症状も現れます。痛風は食生活や環境、遺伝が原因といわれており専門医と相談し、正しい治療を受けることが重要です。
重要な基本的注意
次の症状を持っている場合には投与前に医師に相談を行ってください。
腎疾患
肝疾患
糖尿病
うっ血性心不全
高血圧
化学療法を受けている場合
相互作用
以下の薬を使用している場合には医師に伝えてください。
アザチオプリン(イムラン)
クロル
シクロスポリン
メルカプトプリン(プリネトール)
アンピシリン
アモキシシリン
ジクマロールまたはワルファリン
利尿剤
保存等
薬は15-30度の室温で保存してください。 火、湿気、直射日光に注意して保管してください。
副作用
深刻な副作用が出たらすぐに医師に診てもらってください。
重度のふくれ、剥離、赤発疹、のどの痛み、頭痛、皮膚の発疹、排尿時に痛み、吐き気、胃の痛み、かゆみ、食欲不振、体重減少、黄疸、関節痛、しびれ、痛み、筋力低下
警告
アロプリノール対しアレルギーをもっている場合には使用しないでください。
他に使用している薬があれば医師に相談してください。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与前には医師に相談してください。
投与中は定期的に検査を受けてください。
症状が改善しなかったり、悪化した場合にはすぐに医師に診てもらってください。
症状が悪化する可能性があるため急性痛風に対しては使用しないでください。