商品情報
高齢者への投与
高齢者は肝機能および腎機能が低下していることが多いため,高い血中濃度が持続するおそれがあるので慎重に投与すること
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人にはできるかぎり使用を避けること。 授乳中の婦人には投与後12時間は授乳を避けること。
小児等への投与
小児等に対する安全性は確立されていません。
禁忌
めったにないが次のような副作用がみられることが稀にある * 心臓の異常(狭心症、心筋梗塞など含む)..胸の痛み・違和感・圧迫感、動悸、脈の乱れ、冷汗、締め付けられるような胸の痛み。 * アナフィラキシー・ショック..じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、息苦しい(ゼーゼー)、冷汗、顔が白くなる、手足のしびれ、脈が弱い、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。 * てんかん様発作..けいれん
用法・用量
*用法用量は症状により変わる場合があるので医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。ここに記載の用法・用量はあくまで目安であり、どなたにでも適応できるというわけではありません。医師により指示されたそれぞれの症状に合う用法・用量を守って下さい。 スマトリプタンとして片頭痛の頭痛発現時に1回50mg経口投与。50mgで効果不十分であった場合には、次回片頭痛発現時から100mgを投与できる。ただし、1日総投与量200mg以内。頭痛発現時にのみ使用し、予防的には使用しない (2)本剤により全く効果が認められない場合は、その発作に対して追加投与をしない。このような場合は、再検査の上、頭痛の原因を確認する スマトリプタン製剤を組み合わせて使用する場合には少なくとも次の間隔をあけて投与する (a)錠剤投与後に注射液あるいは点鼻液を追加投与する場合には2時間以上 (b)注射液投与後に錠剤を追加投与する場合には1時間以上 (c)点鼻液投与後に錠剤を追加投与する場合には2時間以上
効能・効果
偏頭痛...偏頭痛に有効なのでその他のが原因の頭痛に拡張した血管を収縮させたり、血管周囲の炎症をとることで、片頭痛の痛みをやわらげます。頭痛発現時に早期服用すると効果的です。ただし服用前にできるだけ検査を頭痛の原因を確認してから投与する。
取扱い上の注意
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
基本情報
本剤は偏頭痛の急性期治療薬です。頭痛発現時に早期服用すると効果的です。身体の神経化学物質であるセロトニンに似た働きがあり、拡張した血管を収縮させることで片頭痛の痛みをやわらげますが、片頭痛の原因そのものを治したり予防することはできません。速効性があり、痛みが起きてから飲んでも効果が期待できます。狭心症や心筋梗塞を悪化させるおそれがあるため循環器系の疾患がある人は注意が必要です。 また飲み合わせに注意が必要な薬も多種類あります。 <偏頭痛> 偏頭痛は頭の片側に発作的に脈打つような痛みや吐き気を伴ってでる頭痛です。男性よりも女性に多くみられます。多くの人(1/3)の場合で、目がチカチカしたり、鼻の奥がどくとくの感じを察知したりなど前兆を感じます。いったん発現すると4時間~72時間ほど痛みが続きます。そのため、偏頭痛のために穏やかな日常生活が過ごせない、大切なイベントに出席できない、楽しみにしていた旅行が台無しになってしまったなど多くの人を苦しませています。偏頭痛の原因は未だ分かっていませんが、一般的にセロトニンの働きが何らかの原因で障害を起こすという説が唱えられています。 偏頭痛を引き起こすはっきりとした原因は分かっていませんが、それぞれに偏頭痛を引き起こしやすい要因がある場合があります。チョコレートやチーズなどの食べ物、睡眠不足、天候、ストレス、運動不足、強い香りの香料などです。自分が偏頭痛を引き起こしやすい要因を把握し、それを避けるようにすることも予防のひとつです。
保存等
室温保存
副作用
めったにないが次のような副作用がみられることが稀にある * 心臓の異常(狭心症、心筋梗塞など含む)..胸の痛み・違和感・圧迫感、動悸、脈の乱れ、冷汗、締め付けられるような胸の痛み。 * アナフィラキシー・ショック..じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、息苦しい(ゼーゼー)、冷汗、顔が白くなる、手足のしびれ、脈が弱い、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。 * てんかん様発作..けいれん
警告
○持病、アレルギー持ち、心臓の悪い患者には本剤は適していない場合があるのでなど医師に相談をすること ○その他別に薬を服用している場合も医師と相談すること ○服用後に眠くなることがありその場合は車の運転やその他危険な作業は避けること ○追加服用するときは2時間以上の間隔を空けること ○胸の痛みや違和感、動悸など異常があった場合は、医師の検査を受けること