商品情報
高齢者への投与
医師の指示をより厳重に守ってください。
脈拍の測定、血圧の測定、心電図検査、心機能・肝機能・腎機能検査の定期的な受診を
行いながら服用ください。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
胎児に対しての安全性が不透明なため、服用はお控えください。
服用される場合は必ず医師にご相談ください。
用法・用量
① 通常、食後に水とともに服用します。 自己判断で使用を中止したり使用量を減らしたりせず、医師の指示通り正しく服用ください。
急に服用をやめた場合、頻脈をおこしたり狭心症が悪化することがあります。
②不整脈以外に下記やそれ以外の持病のある方は、服用前に必ず医師にご相談ください。
気管支喘息(ぜんそく)
気管支けいれん
糖尿病性ケトアシドーシス
代謝性ケトアシドーシス
徐脈
房室ブロック
肺高血圧症による右心不全 うっ血性心不全
未治療の褐色細胞腫など
効能・効果
高血圧症、狭心症、不整脈
基本情報
心拍を活発にし、血圧を上昇させる交感神経のβ(ベータ)作用を抑えるはたらきがあり、
気管支や代謝などへの影響が少なく、呼吸器疾患や糖尿病の合併症がある人や高齢者に適した 心臓選択性薬です。
期外収縮、急性心筋梗塞における心室性不整脈の予防、心房細動、発作性頻脈の治療と予防、発作性心房細動の予防、手術や麻酔に伴う不整脈の予防に用いられるほか、本態性高血圧症の治療、狭心症、本態性振戦などの予防と治療に使用されます。
不整脈のほかに、狭心症や高血圧症の治療にも効果があり、循環器の病気の治療に広く利用されています。
ただし交感神経全体に作用して気管支を収縮させたり、心臓のポンプ機能を抑制するので、気管支喘息(ぜんそく)や心不全といった病気のある人は使用を避けるか、使用する場合は医師の指示をより厳重に守る必要があります。
1日1回の服用で、効果が長時間(24時間)持続します。
副作用
下記のような症状が現れた場合は、使用を一旦中止し、必ず医師に相談してください。
①過敏症状(発疹(ほっしん)、かゆみ(薬の成分にアレルギーのある方)
②涙液の減少 頭痛、めまい、不眠、吐き気・嘔吐(おうと)、食欲不振などの胃腸障害 眠気、気分の落ち込み のどの渇き、口内炎、ほてり、頻尿、疲れ、倦怠感、 手足のしびれ、気管支のけいれん、脱毛、脳貧血、目のかすみ、 血糖値の低下、総コレステロール値の上昇
③服用している薬によって差がありますが、ときに心不全、低血圧、房室ブロックなどの 循環器障害が現れることがあります。