商品情報
高齢者への投与
高齢者では一般的に生理機能が低下しています。使用開始後は状態を観察しながら、慎重に使用を進める必要があります。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、または妊娠している可能性がある場合のセレコキシブ(ジェネリックセレコックス)は、できるかぎる避けること。 やむを得ず仕様が必要な場合は医師と相談すること。
禁忌
以下の症状に該当する人はセレコキシブ(ジェネリックセレコックス)の使用を避けてください。 ○アスピリン喘息の場合 ○消化性潰瘍がある場合 ○重い肝臓病の場合 ○重い腎臓病の場合 ○重い心臓病(心不全)の場合 ○重い高血圧症の場合
用法・用量
*用法・用量は症状により変わる場合があるので医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。ここに記載されている用法・用量はあくまでも目安であって、それぞれの方の症状・病状に合うことが約束されるものではありません。必ず、医師や薬剤師の指示に従って下さい。 1回100~200mgを1日2回,朝夕食後経口投与する。症状により量は異なり月経痛などは初日に400mg投与が必要な場合がある。
効能・効果
関節リウマチ,変形性関節症,腰痛症,肩関節周囲炎,頸肩腕症候群,腱・腱鞘炎 関節炎、強直性脊椎炎や生理痛などによる痛みや炎症の治療
基本情報
セレコキシブ(ジェネリックセレコックス)はCOX-2阻害剤と呼ばれる非ステロイド性消炎鎮痛剤です。ホルモンを抑制し炎症や痛みの治療薬として利用され、また結腸の遺伝性ポリープの治療に使われることもあります。胃や腎臓などで生理的調整にかかわるCOX-1への影響が少なく、副作用の影響も少ないと考えられています。しかしながらその一方、長期使用により心筋梗塞や脳卒中などの発現率が高くなるリスクがあります。1998年にFDAにより承認がおりました。 <関節リウマチとは> 関節リウマチは炎症性自己免疫疾患のひとつで、膠原病の一種でもあります。本人自身の免疫が手や足の関節(*時に違った場所に現れることも)に炎症を起こし、腫れ、傷みや変形などを生じる症状を呈します。男性の3~4倍と特徴的に女性の方の患者さんの方が多いです(男性に生じることもあります)。年代別では、30~50代での発症が多いですが、中には10代や60代で発症するケースもあります。親近家族に関節リウマチの人がいる場合、発症の可能性が高くなりますが、必ず発症するわけではありません。 関節リウマチの初期では、朝起きた時に手がこわばっていることに気が付くことが多く、徐々にそのこわばりが長時間続くようになると、関節リウマチの進行が懸念されます。朝の手足のこわばりが1時間以上続く、複数の関節に炎症や腫れがある、指の第二、第三関節、または手首にの関節に炎症や腫れがある、皮下結節がある、血液検査でリウマトイド因子が陽性を示しているなどに複数項目当てはまる場合、関節リウマチである可能性が高いとされます。 関節とは骨と骨とのつなぎ目です。それぞれの骨の端は軟骨で覆われ関節の中は関節液で満たされています。軟骨と関節液の外側には滑膜という膜に囲まれています。関節液は滑膜から分泌され、関節液があるおかげでスムースに関節を動かすことができるのです。滑膜に炎症が起き、そこで免疫が異常増殖し関節全体に炎症が拡大、軟骨や骨まで破壊され、傷みや腫れ、関節の変形へと進行します。 関節リウマチは一生薬や治療を続けなければならないというイメージがあるかもしれませんが、10~30%の患者さんでは自然にまたは治療を続けながらいつのまにか症状が和らいだいう方もいらっしゃいます。希望を持って治療を続けて下さい。
相互作用
【併用禁忌】以下のお薬と併用しないでください。 シドフォビル、イブプロフェンやナプロキセンなどの他の非ステロイド性抗炎症薬、メトトレキサート、ペメトレキセド。 【併用注意】また下記の薬剤とも相互作用する可能性があります。 アルコール、アスピリン、利尿薬、フルコナゾール、リチウム、利尿薬、高血圧の薬、ワルファリン、プレドニゾンやコルチゾンなどのステロイド薬
副作用
次のような副作用が見られる場合があります。重大な症状であれば医師に見てもらうこと。 吐き気、異常な痛み、頭痛、下痢、血液成分の異常..発熱、喉の痛み、じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、息苦しさ
警告
○投与開始後2~4週間を経過しても改善が見られない場合は、他の治療を検討すること。 ○心臓、腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師と相談すること。 ○効果が現れるまで時間がかかることもあるができるだけ有効最小量を可能な限り短期間の使用にとどめること。 ○セレコキシブ(ジェネリックセレコックス)の服用後にめまいや傾眠などが起こることがあります。車の運転やその他の危険を伴う作業を行う場合には十分な注意が必要です。